Hakubi初ワンマンライブ全曲感想
2020/10/22、KYOTO MUSEにてHakubiの初のワンマンライブ開催。
10/11という直前に発表されたにもかかわらず、即完売だったという。すげぇ…
迎える当日、KYOTO MUSEへ到着するとたくさんの人が!
自分自身Hakubiの初ライブだったので、周りに同じようなファンがいるというだけでもう感動!!
暗転してSEが流れる。
マツイさん、アル君、片桐さんの順で入場。
ずっと画面の向こうだった人たちが目の前へ(; ・`д・´)
片桐さんがゆっくりと光芒の冒頭を歌う。
Hakubi、初ワンマン幕開け。
1「光芒」
声から、ギターから、これでもかというくらいに伝わる緊張。
でもその完璧でない、この弱さこそがきっとHakubiなのだ。
冒頭を一人で歌い上げ演奏が始まった。
久しぶりのライブハウス。
配信では味わえなかったバスドラムが心臓を打つ感覚や、声が耳を刺す感覚が自分がそこにいることを実感させる。
この曲は自分がHakubiと出会った曲であり、また、初めてベースで演奏した曲であるため思い入れが深い。
特に「みんながみんな…」というとこからのベースが好きすぎて何度も練習した。実際それを聴けたときは本当に嬉しくて、、、なんなら今帰っても満足くらいの感情だった笑
アル君さいこー!
静かに鳴らすフロアタムの音が狂おしく好き、静まった瞬間の「生きてゆけ」は鳥肌!!!
2「ハジマリ」。
曲が始まった瞬間みんなが手を上げる。会場ならではのこの一体感!
「負けないからさ」でなく「負けるつもりはないからさ」ってほんとHakubiらしい歌詞だと思う。
3「辿る」
緩急のある曲で、静かなところは切なく、盛り上がるところは感情的に歌ってる姿が凄い印象に残ってる。
なんでこう、、こんなに感情を出すのがうまいの?役者ですか??
あとやっぱ最後声出せないのすごい辛かった。「普通に歌える世の中になったらいいね」
4「Dark」
ここでガラッと雰囲気がダークに変わる。
真っ赤な照明がメンバーを照らし「笑い話になれば本望かい?」という問いかけの歌詞から始まる。
たぶんこの歌詞的な立場として、片桐さんが自分を下(というか、他を敵に見てる)みたいな感じだと思うんだけど、なんかそれを感じさせない、、うーん分かりづらいけど ”めっちゃ睨んでくる感じ” がしてすごい痺れた。
つまり覇気がやばかった!
この曲の歌詞は結構難しい。
あと「歌えるようになったらいいね」って言ってたのこっちかも笑
5「薄藍」
まじで特筆すべきは、マツイさんと片桐さんのハモリ!!
マツイさんコーラスこんなうまかったの?って思った笑
なんか神聖な響きだったよね⁈
6「大人になって気づいたこと」
ベースのやさしい音すごい好きなんですよね~
あと歌詞飛ばした時に、声出せなくて歌えないのがじれったい…
もう本当に切なそうに歌うからさ、、、歌詞聴きながら「大人ってなんだろな?」「こんな大人になりたくなかったな…」「てかもう自分大人なの???」「やば」としみじみ?聴いていましたよ…
7曲目「サーチライト」
来ましたいちばん好きな曲!
語り口調すきなんよ~
記憶が混在して間違ってる可能性大だけど、確か照明がオレンジで片桐さんのみを照らすってやつだったの。
(この演出はあったけど、この曲かはマジでわからん。でも暗い雰囲気の曲だったのは確か)
それで光が逆光になってたんだけど、その姿が "夕日に照らされひとり公園で泣いてる" ようにすごく見えて…
その雰囲気がすごい刺さった。
8「午後4時、SNS」
これはもう全員好きな曲でしょ笑 ずっと静かに自問自答して、サビで爆発する!みたいな、歌詞と感情がうまくマッチしすぎていて鳥肌ですよ。
"大人" というワードを使っていないけど、Hakubiらしさがっとても詰まっている曲だと思う。
サビ以降の片桐さん超荒ぶっててかっこよすぎた…
マイク落とすほどね笑
果たして片桐さんは「それでも明日は来る」ことに希望を見出しているのか、それとも絶望しているのか。
だから「消えたい」ってつぶやいてみる
9「Sommeil」
やさしい歌。
これも記憶が正しければだけど、この曲でまたオレンジの照明が出てきた。
(さっきと同様、演出そのものはあったが、この曲かはわからない。てか結構自信ない!でも歌詞はサーチライトなどよりは少し明るめのもの。)
今度は片桐さんだけでなく、アル君にも当たってた。さっきよりも明るい雰囲気になって歌も少し穏やかになった。
なんか今度はちょっと前を向いている感じがした。
「そうだ私は一人じゃないんだ!」みたいなものを感じたな~。
10「夢の続き」
みんなでせーの!
「夏休みの宿題のようで」
ずーっと聴きたかった曲!あえて語る必要ないわな。
11「どこにも行けない僕たちは」
「久しぶりの曲やります」といって始まったこの曲。
なんかクラウチングスタートみたいにパーン!って、いきなりフルパワー始まって当たり前に鳥肌。そろそろ鳥になる。
ギターソロのところの、ライブならではのギターのノイズの音がこれまたかっこよかった。
とにかくフロントマンの荒ぶりかがかっこいいのよ。
髪の毛ワシャ―って感じで。
12「Friday」
いやまじ木曜なのにやってくれてありがとう!!
なんかサウンドがHakubiにしては珍しいな~って思ってて、なんか浮遊感あるよね??
あと歌詞に「隕石」とかあったり、ミラーボール使ってたからかな?すごい "特別な、地球じゃない場所" 感が出ててなんか一体感があったというか、 "Hakubi" という惑星に来たようだったな~
伝わる?笑
13「22」
この曲があるから22日にライブをやったのかな。Hakubiにとってすごく大切な曲なんだろうな。
マツイさんがこつん!とやって前奏が流れたときの心地よさ。まじライブハウスならではの響き!
また語りますけど、片桐さんって結構「私なんていなければよかった」という歌詞があったりするじゃん。
でも親に対してすごく感謝しているところとか、なんとか恩返ししようとしているところとかすごく伝わってくるんですよね。
やっぱ自分もそういう年になってきたから思い当たる節があるというか、、まあ簡単に言うとうるっとなる。
片桐さんは「生きたい」「死にたい」の葛藤で、結局「死ねない」になるのかな~なんて思ってる。
14「」
なんか歌ってたよね?よくわかんなかった!
15「mirror」
最後の曲らしい。まだ体感一時間もたってないんだが!
文句なしにかっこよかったです。
「あなたのため」のところでお母さんを指さしたとの噂を聞きましたが、、気になる~
ちょっとそれ本当だったら泣ける…
本編終了。
アンコールでのほんわかMC
片桐さん「ここで配信切れてますー」
マツイさん「どこまでもタダだと思てたらあかんで(`・ω・´)」
-2,3分後に配信切れてないことが発覚-
マツイさん「タダで見てほしいから!!最後まで無料ですからねうちは(∩´∀`)∩」
片桐さん「コロンコロン手のひら返すやん。京都の人やな~」
本編熱いライブすぎて一度も笑う時間なかったけど急に雰囲気変ったよね笑
そんでしばらくMCしてたらなんと急に
「2021年Hakubiメジャーデビューします」
みんな「ゑ???????(歓喜、驚き、その他もろもろ)」
ずっと声出すの我慢してたけどこの瞬間だけはどよめいた。そりゃどよめくよな。
だって「僕の音楽の神様はメジャーデビューで何かをなくした」って言っててなんとなくこのままいくんだろうな~って漠然と思ってたし。
でも「魂も心も売らない」ってちゃんと宣言してました!聞きました!!
今後もHakubiらしくやってくれるならそれはもうおめでたいことだよね!!
本当にみなさんおめでとうございます!!!!!
ここで自戒としても書いておくと、アーティストに変化するなというのはどう考えても野暮なこと。
つまり、変化はしていいけど支配されないでほしいということです!
まあ本人もそのニュアンスでいってるだろうけど笑
というようにびっくりニュースの後新曲披露!!
en1「アカツキ(新曲)」
今まで書けなかった希望の曲だそう。
きましたオレンジの照明。(ここ確信ある)
全部聞こえたわけじゃないけどやっぱりHakubiらしい歌詞だなと感じた。
当たり前かもだけどHakubiの曲って全部Hakubiらしいのよ。
なんかわかるんだよな~。
んで、今までのオレンジは夕焼けのこれから夜に向かっていくような色だったけど、今回は自らが発する "希望の光" に見えた。(言ってて恥ずかしいけどマジでそう見えた)
同じ色でもこんなに見え方が違うのか…ってすごく心に残ってる。
en2「賽は投げられた」
最後の最後はこの曲。
きっとメジャーデビューするからこそこの曲で終えたかったのであろう。
もうここからは後戻りできない、勝負するしかないという意思を感じた。
ほんっとうにかっこよかったです!!!
改めてHakubiの皆さんメジャーデビューおめでとうございます!!
本当に楽しく心動かされたライブでした。
Hakubiは僕らの誇りです。応援してます!!!